医療・介護の現状

高齢者人口が急増している日本では、兼ねてから高齢者の福祉は非常に大きな社会問題でした。
2007年には「超高齢社会」に突入し、ますます介護サービスの拡充が求められています。
市場規模としての側面でも、介護事業は数少ない成長産業でもあります。また、2000年に介護保険制度が導入されたことを受け、介護事業に新規参入する企業が急激に増加しました。その結果、介護事業所の運営は競争が激化し、小規模事業所を中心に経営が困難になるケースが多く見られます。

このような原因は、設備に投資する資金不足、利用者を確保する営業力の欠如などが挙げられます。
また離職率の高い業界では人員の確保も大きな悩みです。さらに法規則の改正や制度面においてもまだまだ不安定な要素が多く、長期戦略が立てづらいのも一因と言えます。

高齢者人口の増加に拍車がかかっている日本で、ますます介護の重要性は高まっておりますが、事業者側は苦境に立たされているのが現状です。

団塊世代が高齢化していく今後、介護の需要は一層高まると予想されます。
ですが前述の諸問題を抱えている医療・介護業界においては、成功モデルが少なく、経営相談ができるパートナーが多くありません。フォーチュンパートナーズはそんな現状を打破し、中小規模の事業者のサポートを担うため発足したプロフェッショナル集団です。